2017年2月3日金曜日

10分で丸わかり!貴方の知らない節分に関する裁判と由来!

 本日は2月3日節分の日です。
 節分の日には「鬼は~外~、福は~内~」(苗字に鬼が付く家は「鬼も内」)と言いながら豆を撒いて、恵方巻き食べて・・・・なんてしますよね?

 私は一人暮らしなのでしませんが、近所から豆まきをしている声が聞こえてくるのは好きです。

 ・・・と、このように在り来たりな日記のような内容の記事を書いても良いのですが、私はこの節分に関係する裁判例を紹介しようかなと思います。

1 恵方巻きに関する判例
【簡単な内容】
 Aさんは恵方巻きに関して【招福巻】との商標を持っていました。
 するとスーパーマーケットがAさんに無断で【十二単の招福巻】と言う名の商品を販売しました。
 これに対して商標権が侵害されたとスーパーマーケットを訴えた事件


【争点】
 招福巻と言う言葉は普通名称(特定の商品名としての特質を失い、一般化したモノ)かどうか?


【判決理由】
 現在に残っている節分行事とは平安時代の鬼を払う儀式に起因し、豆を撒く行為、節分行事の起源は古く、普通慣習となっていると言える。

 一方恵方巻きの起源は(江戸時代とも言われるが)定かではない。
 記録としては、少なくとも昭和7年には類似した行為が行われていたとする記録が残っている。 

 その後も現在に至るまで、継続して広まり続けている記録がある。
 そのことから、恵方巻きを食べると言う行為もすでに普通慣習化していると言える。

 そこで、招福と言う言葉だが、現在の種々の辞典・辞書に「福を招くこと」と記載されており、その言葉は固有の名詞ではなく、既に普通名詞と呼べる言葉である。


【判決結果】
 恵方巻きを食べる行為は古くから行われ、現在に至るまで世間一般に周知・広がるように継続してきており、招福と言う言葉もすでに普通語となっていることから、「招福巻」と言う言葉に商標権の効力はない。

※ 「スーパーマーケットは自由に招福巻と言う言葉を使っても問題ないですよ!」ってことです。



2 節分行事に関する判例
【簡単な内容】
 Aさんが入院中に、その病院で節分のレクリエーションが行われた。

 Aさんはレクリエーションには参加したが、豆まき等を行うことは出来ない病状であったため、何も出来ずに見ているだけであった。

 すると入院請求書にレクリエーションに関する費用が追加されていたため、支払を拒否した。


【判決】
 実際に豆まき等を行えないとしても、レクリエーションに参加することにより、その雰囲気を楽しみ、日常生活に刺激を与える等、病院・施設におけるレクリエーションの目的は享受していると言える。

 そのため、病状や自ら体験したかどうかに関係なく、費用を負担すべきである。



3 簡単な雑学
 法律とは関係ありません。
 簡単な節分に関する情報です。
<豆まき>
 厄を払う儀式です。
 そのため、福を招く部分は「一度で二度おいしい!」みたいな後付けです。

 「何故鬼が豆を嫌いなのか?」は諸説ありますが、どれも共通して、鬼が神様に懲らしめられる際に豆に関する苦行を与えられたからのようです。


<焼いた鰯の頭飾り>
 鬼があの臭いが嫌いで、柊の葉はトゲがあって痛いから!が有力のようです。

 ちなみに、別の説では、あの鰯はその家の子供だとの説もあります。
 その説によると、「人間は自分の子供ですら頭を切り取り、グチャグチャにしてしまうほど残虐だ!」と鬼に見せつけることで、鬼に恐怖を与え追い返すって意味だそうです。

 諸説あるモノの場合、どれを信じるかは貴方次第です!!!


<恵方巻き>
 商売繁盛を願う風習として始まったと言われています。
 これは福のデパートみたいな感じです。

◎ 切らずに食べることは、縁を切らないって意味
◎ 7種類の具材を使う事は、七福神を意識している。
◎ 恵方(その年の干支)には、歳神(正月に来る神様)がいるとされているから。

 ちなみに、七福神は特定の宗教に固執しない日本が勝手に作った、色々な宗教の福の神様だけを織り交ぜた特殊な存在です。


<鬼>
 なぜ鬼は角と虎柄パンツで悪者なのか?
 それを説明するためには、まずはこちらを見て下さい。



 干支ですが、これは昔の方位図です。

 色付き部分の右上に書いてある【鬼門】と言う部分が悪い方角と言われています。
 そのまま、鬼門に位置する干支を見て下さい。

 ウシとトラです。
 鬼の特徴は、牛のような角と虎柄パンツでしたね。


<桃太郎>
 これは節分とは関係ありませんが、ついでなので。
 桃太郎が何故、犬・猿・キジを連れて行くのか?

 もう勘が良い人ならわかりますね?
 鬼門の真逆に位置する裏鬼門にいる干支はなんですか?
 そうです!
 ヒツジとサルです!!!

 一般的に言われているような、真逆に位置する干支ではないんですね!


 では何故イヌ、サル、トリなんでしょうね?

 桃太郎の話は裏鬼門が、真逆に位置する鬼門を退治する趣旨です。

 そのため、まずは、鬼門の真逆の位置に桃太郎がいると解釈します。
 鬼門の真逆はヒツジとサルの中間です。

 その裏鬼門に桃太郎がいるとすると、そこから最短距離で鬼に向かうとどうなるでしょうか?
 最初に通るのがサル、次がイヌ、そして、トリです。

 だからこの3匹のようです。
 ただし、何故3匹なのかは知りません。


 そもそも裏鬼門も鬼門と同じく不吉な方角とされているのに、鬼門を退治するって部分で矛盾が生じているので、あまり深く気にしないことですよね!

 ちなみに、桃太郎の桃は干支ではなく、楽園が桃源郷等と呼ばれるように、桃は魔除け・幸福の象徴だからです。



 一風変わった節分に関する判例から、施設や学校などでもちょっと使ってもらえるような雑学まで書いてみました。

 ただ単に義務的に豆まきをするだけではなく、このようなことをお子さんに話してあげると喰い付いてくるかもですよ!(小さい子じゃわからないですかね?)

 と言うことで、年男なのに、節分をやるつもりのない者が書いた節分でした。

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