2016年12月31日土曜日

行政書士試験 : 憲法 三権分立とは?

 こんにちは。
 今年はまだ【一発合格行政書士 合格テキスト(TAC出版社)】には入りません。


 来年1月1日からテキストに入って行きたいと思いますので、その準備記事です。
 今回は学校の社会の授業で聞いた記憶が何となくあると思いますが、三権分立についてです。

 ヤフー知恵袋等を見ていても、この三権分立って言葉だけ覚えていて、理解は出来ていない人を多く見かけますので、知らない人の方が多いのかと思います。

 この記事を読んで少数派の理解している組の人間になっちゃいましょう!

【三権分立とは?】
 物凄く簡単に言います。
 日本を統治するために必要な権力を3つに分け、それぞれが互いに独立した権力を持つことです。

 権力は独立しているのですが、不正がないようにお互いの権力は監視し合っていたり、不正を直させたりすることが可能になっています。

 つまり協力関係にあると言うよりも、監視・牽制し合っている感じです。


【三権】
 <立法><行政><司法>です。

<立法>
 を作る権力を持った機関です。
 代表的な機関としては国会、地方議会等が挙げられます。

<行政>
 を実際に実現する機関です。
 代表的な機関としては内閣、役所、警察、消防等々、いわゆる公務員です。

<司法>
 出来事やトラブル等をに照らし合わせ判断します。
 代表例と言うか、これは裁判所のことです。



 全ての権力にが関わってきます。
 つまり全ての権力にはが重要な存在であることはイメージできますよね?

 その重要なを作れるのが立法です。
 法が変になると行政も司法も変になってしまいます。

 そこでその重要なを作れる立法の構成員は国民が直接選び出すことになっているんです。
 それが選挙です。


 現時点ではこれだけ理解できていれば何の問題もありません。

 先程少しだけ言った【お互いの権力は監視・牽制し合っている。不正を正すことが出来る】についてはテキストに沿って行けば出てきますので、慌てず順番で覚えていきましょう。

 普段曖昧なだけで、整理してみるとやはり難しくはないですよね?
 テキストもこのくらいですから、ここまで問題なければ、テキストも問題ありません!

 「テキストになったら難しくなりそう!付いて行けるかな?」
と心配せず、ワクワク待っていてください。

 それではまた次回お会いしましょう。

【関連記事】

<国会って法律を作るところなんだって!?>


<そもそも憲法って何?>


 「簡単、分かり易かった」と感じましたら
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実は簡単だった!法学独特の用語、言葉の意味など。

 今回は法律を読むのに必要なちょっとややこしい、独特な用語について説明します。
 「そうなんだぁ~」くらいで読んでもらえれば、細かい使い回しを理解できなくても問題ありません。

【善意・悪意】
 日常的に
善意と言ったら、相手に良い結果を導こうとすること。
悪意と言ったら、相手に悪い結果を導こうとすること。

との意味で使われますが、法文では全く違う意味で使われます。

 法律での意味は
善意=知らない
悪意=知っている
です。

 これ以外の他意は一切ありません。
 相手に良いことを導くとか、悪いことを導くなんて意思は関係ありません。
 その事を知っているか、知らないかだけの意味です。

例 :
A男は、B女がC男に好意を寄せていることに善意である。
(= A男は、B女がC男に好意を寄せていることを知らない)

 A男は、B女がC男に好意を寄せていることに悪意である。
(= A男は、B女がC男に好意を寄せていることを知っている)



【みなす、推定する】
 これは善意・悪意のように言葉の意味が独特なのではなく、似た言葉です。
 日常生活ではどちらも同じ意味と考えていても全く問題ありません。
 しかし、法律の世界ではこの違いがかなり大きいです。

みなす=ある出来事が事実とは違っていても、事実と同様に扱うこと。
        事実と違う証拠が出てきても覆らない。

推定する=ある出来事が事実とは違っていても、仮に事実と同様に扱うこと。
          事実と違う証拠が出てくれば覆る。

 これはつまり、証拠が出てきた時に扱いが覆るか、覆らないかの違いです。

例 :
A男が持っているお菓子はお店で買ったお菓子だとみなす。
(実際には買っていない証拠が出てきても買ったものとされる)

A男が持っているお菓子はお店で買ったお菓子だと推定する。
(実際には買っていない証拠が出てきたら、買っていないことになり怒られる)


【その他】
及び、並びに

又は、若しくは(もしくは)

 これらも独特ではありますが、あまり詳しく理解する必要はありません。
 意味は同じなのですが、段階が違う場面で使う言葉です。

 意味は同じなんですから、具体的に理解していなくてもさほど支障はありません。

 これらは法律の分野に関わりなく、どの法律でも多く出てくる言葉達なので是非頭の片隅に入れておいて下さい。


 では、2017年1月1日元旦、新年からは早速一発合格行政書士 合格テキスト(TAC出版社)に沿った内容に入って行きます!


 難易度が特に上がるわけではないので、怖がるより、ワクワクして待っていてください。

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2016年12月30日金曜日

行政書士試験 :憲法とは?

 こんにちは。

 今回の記事は法学を一切勉強したことがない人向けの記事です。

 そのため、私が記事を書く参考にさせていただく【一発合格行政書士合格テキスト(TAC出版社)】にも載っていません。 


 試験勉強を始める前に知っておくべき基礎部分です。

【憲法とは?】
 名前くらいは聞いたことがあると思います。
 これは、日本の法の中で最も尊重される法の親玉みたいなものです。

 これと違う内容の法は全て無効とされます。
 法の頂点が憲法だと思ってください。


【法の優先順位】
 憲法は法の頂点だと言いました。
 つまり、他の法律等よりも優先される順位にあると言うことです。
 このように法には様々な種類があり、順位が明確にされています。

 それによって、矛盾・対立する出来事が発生した場合は、優先順位の高い法が正しいとされることになります。

 その順位は
【憲法】→【国際条約】→【法律】→【命令】≒【条例】

こんな感じです。


【法の種類】
<憲法>
 全ての法の頂点に立つので、変更などは簡単には行えません。

<国際条約>
 外国と結ぶ約束くらいのイメージで良いです。

<法律>
 国会議院が国会で審議して設立すると取り決め事です。
 日本全国的に適用される法です。

<命令>
 本来法を作る権限のない行政機関でも、法律に近い決まり事等を作ることができます。
 有名な物だと内閣が作る政令、委員会等が作る規則などです。

<条例>
 地方自治体(都道府県、市区町村)が各自作る、その地方特有の法のことです。
 路上喫煙の禁止とか、駅前の無断駐輪の禁止等はこの条例で決めています。
 各自治体が作るので、日本全体では適用されません。


 とりあえずはイメージとしてこのようなことが理解できていれば大丈夫です。
 聞きなれない単語は出てきたかもしれませんが、そんなに難しくはないですよね?

 法律は一歩ずつ進めばそんなものです!
 頑張りましょう!

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行政書士は誰にでもチャンスをくれる、ワクワクする資格!

 こんにちは。

 今回は行政書士と言う試験、仕事について少しお話をさせていただきます。

 行政書士は合格率10%前後の国家資格です。
 その種類は法律家資格と位置付けられています。

 主に行政事務に関する法律問題を取り扱ったり、企業の許認可申請、相続や契約トラブル等を専門とします。

もっと具体的に言うと、
1 法人・会社を設立するときの手続きに協力する。
2 外国人が日本で生活するための手続きや書類作成の代行
3 建設業や不動産業に関する許認可手続きの代行
4 飲食店の開業やパチンコ屋開業、お祭りの出店の許可等の手続き代行や相談。
5 遺言書の作成、相続関係の相談
6 その他、契約に関するトラブル、内容証明書の作成、公正証書の相談等々。

 今上げたのは代表的な部分です。

 行政書士の業務範囲はとても幅広いためこれだけではなく、言い切れません。
 そして何と言っても一番の特徴は独立開業型の資格であることです。
 つまり、就職に有利と言うよりも、自分で事務所を構えることが主な目的となる資格だと言うことです。

 試験日は11月の第2日曜日です!
 試験に合格さえすれば貴方でも、誰でも独立開業が出来てしまうんですよ!
 中卒だろうと、シングルマザーだろうと、職歴がなかろうと関係なく開業が可能です。
 ワクワクしてきませんか?

 そこに向けて是非一緒に勉強を頑張りましょう!

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 この記事についての音声もあるので、一応公開しておきます!


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初期の勉強は音声を聞きながらの勉強で10倍効率が良い!

 こんにちは。
 資格の勉強、特に行政書士のような難解資格の場合、音声としてテキストの内容を聞く勉強が重要になります。

 そのような勉強を行うメリットは
◎ 出題範囲の全体像を把握することができること。
◎ 空き時間を活用した勉強を行えること。

などがあげられます。


 しかし、自分でテキストの読み上げを録音するとなると、かなりの労力を必要とします。
 実際私も勉強の際に、録音ファイルを作成しましたが、録音作業をしながら読み上げるだけで12時間かかりました。

 読み上げることに集中してしまい、内容が頭に入らなかったため、勉強した感じは得られない12時間になってしまった経験があります。

 そこで、貴方のその労力を少しでも軽減してもらうために、少しずつになってはしまいますが音声を公開していきたいと思います。

 今回の記事を音声にした物がこんな感じですので、どんな感じかお試しください。

 
 
 私の公開する音声は細かく各分野ごとに公開しますので自分が知りたい部分の情報も簡単に探せると思います。

 更に、音声と一緒にブログやこちらのテキストを読んで頂くと、勉強の効率がより高まると思います。

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ブログ内容・方針の大改変のお知らせ。

 約半年経過しまして、投稿内容の大幅改変を行います。
 今での内容は雑学に近い知識でしたが、この改変によって具体的に活用できる知識を公開していくことになります。

 ここに挙げる内容をしっかりと把握できれば、行政書士試験も狙えます!
 合格できる保障はできませんが、法律の文章を読む能力は身に着くと思います。

 是非継続的に読んでいただければと思います。

 それではよろしくお願いします。


 なお、ここで記載していく順番や区割りに関しては
 こちらの【一発合格行政書士、合格テキスト(TAC出版)】を参考にさせていただいています。

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 一緒に読み進めていただくと、よりシッカリと理解に結びつくと思います。

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